abc_coffee_71’s blog

時々見たものについて書きます。激遅更新。2021.12.14.~

おい、久々あのネタやってくれよ~賞レース決勝のあのネタとか個人的に見たいあのネタとか~

 

おい、久々あのネタやってくれよ~賞レース決勝のあのネタとか個人的に見たいあのネタとか~

2022年06月21日(火)19:30- ルミネtheよしもと
出演 : 囲碁将棋、しずる、バイク川崎バイク、ライス

出演者の組み合わせが良く、配信なしのライブだったので観に行きました。宣伝の際に「同期4組のライブ」と銘打ってる通り、NSC東京9期・大阪26期の4組のライブ。個人的には、4組とも賞レース王者や決勝進出者で実力者なのに、何かといじられる、良い意味でガツガツしていない雰囲気のある人達だと思います。ライブの発表前後に「村上VS関町の裸々騒動」「池田VS根建の対決ライブ」などの前哨戦もあり、チケットを買ってからずっと楽しみなライブでした。

ネタは各組2本ずつ、賞レース決勝で披露したネタと懐かしのネタ。ネタ以外は舞台が楽屋という設定で、7人で話しながら次のネタを伝えたりエピソードを話したり。

各組のネタは次の通り、囲碁将棋「THE MANZAI2014 銭湯のルール」「告白」、ライス「KOC2016 命乞い」「脅迫電話」、BKB「R-1ぐらんぷり2014 漫談」「彼女との予定」、しずる「KOC2016 突入」「青春コント」。
特にしずるの「青春コント」はトリで、テンポが良くて全て外さないほど完成されてて、客席もワクワクしていて、別格に笑いが大きかった気がします。

勿論全部のネタが面白くて最高だったんですが、ネタに関するトーク、同期が話す裏話も良かったです。それぞれ言及されたネタは、囲碁将棋は「隣の女子大生」「居抜き」「Dragon Ash」、ライス「一文字置き換えるやつ」「バナナ」「喫茶店」、BKB「束縛」「ドア」「前の車を追ってくれ」、しずる「びっくり先生」等々。特にBKBさんはネタの種類が恋愛・メンヘラからスポーツものまで幅広いと言われていました。

囲碁将棋についてはNSC時代のネタも言及されていました。当時を知らないBKBさんが「その時からエキセントリックなネタ」と言う漫才の形式。THE MANZAIの決勝での「肛門」を披露した時のPOISON GIRL BAND阿部さんとのエピソードもありつつ、M-1予選での問題作「告白」と「Dragon Ash」について。最近は寄席でも時々やってしまうらしく、文田さんが「狂ってるから」と説明してるのがカッコ良かったですね。パチンコのネタが長尺で、「賞レースでやったよね?」「どうやって短くやってたか忘れた」というやり取りも良かった。村上さんが単独で一度だけ見たという「居抜き」を推していて、よく見ているんだなぁと感慨深くなりました。漫才師の合図の話も面白かった。

ライスはKOC決勝から「照れるから」と、いかにもな理由であまり披露していなかった「命乞い」のネタ。その中の仁さんの動きがコメディ過ぎると一斉に責められる。その後、マイムの上手さについて、仁さんが変声機を通した声やキャップを外す効果音を自前で言ってると明らかに。変声機の件は凄いなと驚きました。「命乞い」のネタで突き飛ばされた関町さんが椅子に頭をぶつけるのも台本で、本番前に微調整している時に、椅子の足の間に頭が挟まってしまい「出してくれぃ」と言った回の話も面白かった。
調整中に見たBKBさんが命乞いのネタを強く推薦したと言うものの、「恩着せがまし」(※文田さん)認定され、「その時お前と話してたっけ?」「最初に話しかけてくれた方」という仁さんとBKBさんのやり取りが同期らしくて良かった。BKBさん曰く東京同期は草食系で仲良いらしく、家まで迎えに来てくれる池田さんと恵比寿駅集合の関町さんのエピソードも良かった。

しずるについては賞レース決勝のネタを決める時に「何回も出てるからなぁ~」と自信満々で言っているのがカッコ良かった。決勝で披露したネタが7本もある。ネタを見せる前に「あの、誰もいないやつ」「最後に曲流れるやつ」と内容が次々にばらされ、通常よりカッコつけてやることに。結果、最後に煙草に火をつける仕草がシガーキスに変更。盛り上がったまま暗転してカッコ良かったです。
2本目はトリでライブ時間が押していたこともあり「青春コントね」と急いで着替えて披露。若い頃のしずるのネタで客席も盛り上がったのですが、最後の最後に村上さんが台詞ミスをし、ネタを終わらせてからエンディングで喧嘩する流れに。「歳だね」と言い合っていて、年月を感じました。

BKBさんは登場されて「先生!」と世にも奇妙な物語・原作の件で囃し立てられ客席からも拍手で迎えられていてカッコ良かったですね。その後の村上さんが裸々の件で関町さんと喧嘩させられそうになったのも含めて楽しかったです。
2014年のR-1ぐらんぷり決勝ではネタ時間3分のため、現在のような「ススス」「筆記体のBKB」を入れ込む余裕がなく、早口でまくし立てるスタイル。今回は当時のスピードで披露。M-1が冬の印象が強いため、R-1の季節を春と言う謙虚すぎるR-1ファイナリスト。ピンのコントはさらば・しずるのライブで50本以上作っているらしい、凄い。BKBさんと村上さんの初対面の時のエピソードも村上さんらしくて良かった。

最後は次回を匂わせつつ喝采でライブが終わりました。全員実力者だと見せつけられる良いライブでした。この面子が今でも単独やイベントで定期的に新ネタを作って見せてくれるんだから、有難いですね。是非次回があってほしいです。

【ライス】ミラクルビュッフェ・関町は何を食べているでしょう

ラジオアプリGERAで配信されている「ライスのミラクルビュッフェ」(※ライスのミラクルビュッフェ lit.link(リットリンク))、その中の関町は何を食べているでしょうというコーナーがめちゃくちゃ面白いです。関町さんの咀嚼音を聴いてリスナーが食べていたものをメールで送るコーナーなんですが、関町さんのリアクションの良さと田所さんの悪い誘導、そしてリスナーの方の羽目の外したメールが面白いです。

関町さんが激辛料理を食べる回もあり、いわゆる体を張るリアクション系なんですが、映像がないラジオだからこその魅力があります。映像がないのでインパクトに欠けるかと思いきや、口に入れた直後に悲鳴や咳き込む音だけが聞こえるため、より鮮明に辛さが伝わってきます。でも、どこかコミカルでつい笑ってしまいます。元々関町さん自体がコミカルな反応をされる方ですが、映像がない分、絵を想像するのでよりコミカルさが増しているように思います。映像有りなら苦笑してしまうほど赤い料理であっても、ラジオを通すと漫画のように面白くなる気がします。一言で言えば、映像で見るよりも上品でコミカルに聞こえます。

リスナーのメールも魅力の一つで、「こんなもの食べれるのか……?」というパンチのある答えが平気で送られています。初期から関町さんとリスナーの関係性も変化しており、関町さんが直球で答えを言っているのに深読みしてこの世にない食べ物を答えたり、絶対に食べられないものは『正解』にならないので絶妙に嫌なラインの食べ物を答えたり、徐々にリスナー側が悪質になっています。田所さんがリスナーをけしかけたり、流石に引いたりしているところも面白いです。もっと注目されてほしいコーナーです。

  ↓GERA Twitterに載せられた様子

  ↓ライスのリアクションが見れる動画


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